シグ沢な日々

ミリタリーやアニメ、私的なアレコレ。痒い所に手が届くブログを目指しています。

Warlords of Sigrdrifa


10月31日にアニメ戦翼のシグルドリーヴァ(以下、シグルリ)の舞台となっている館山市に行ってきました。

 

今回は地元である神奈川県茅ヶ崎市から館山までの道のりも含めて書かせていただきます。

巡礼の際に参考になれば幸いです。

 

※イベント状況や交通機関の運航ダイヤは2020年10月31日当時の物となります。みなさま館山へ向かう際には最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

 まず、今回地元茅ヶ崎市から館山市への大まかなルートはこちら。

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赤:JR上野東京ライン茅ヶ崎駅大船駅

青:JR横須賀線大船駅久里浜駅

水色:東京湾フェリー久里浜港~金谷港)

黄色:JR内房線浜金谷駅館山駅

 

地図中には記されていませんが、久里浜駅から東京湾フェリー久里浜港までは京浜急行バスを使用しています。

 

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JR久里浜駅掲示されている京浜急行バス路線図

東京湾フェリー久里浜港行きのバス停は、写真の路線図案内の通り京急久里浜駅の東口にあり、JR久里浜駅からはやや離れていますのでご注意を。

 今回使用したのは2番乗り場8時27分発東京湾フェリー行きです。

なお京浜急行バスはIC対応しておりますので、SUICAPASMOで乗車できます。

所用時間は15分ほどでした。

 

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東京湾フェリーターミナル久里浜港

終点まで乗れば東京湾フェリーターミナルに着きますのでどこで降りればいいのか、と心配することもありません。

※写真右手にバスが停車していますが、京急久里浜駅行きのバス停となっていますので、帰りはそこからバスに乗って帰れます。

降りたら、ターミナルへ入って左手に自動券売機がありますので、そこで切符を購入しましょう。

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ターミナル内の切符売り場

因みに運賃ですが、大人1人で往復1450円でした。

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フェリー乗船切符。行き帰りで1枚づつです

往復で購入された場合は自動発券機からは写真の通り2枚発券されるので取り忘れないように注意。

あとは、フェリーが久里浜港に来るのを待つばかりです。

ターミナル内には待合室、売店、小規模ながらレストランがありますので食事もできます。

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久里浜港に接舷した【しらはま丸


この日は天気も良く、バイクや自家用車、自転車と共に房総半島へ向かう方々の姿が朝早くから見られました。

今回は9時25分発のフェリーに乗り込み、いざ金谷港ーー房総半島へ!

※所要時間は約40分

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しらはま丸下部前方客室

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しらはま丸上部後方売店

フェリーに乗ったら客室で座ってくつろぐのも良いのですが、売店でホットスナックが販売されていますのでおやつなんてどうでしょう。カレーパン他、いろいろありましたよ。

他、上部甲板にあがって景色を楽しむこともできます。

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出航してから追いかけてくる海鳥。その後ろに見えるのは久里浜

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すれ違うフェリー【かなや丸

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釣りを楽しむ人たち。金谷港接舷まであと少し

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金谷港ターミナル。房総半島側の玄関口

金谷港からはJR内房線 浜金谷駅を目指して歩きます。

金谷港をでて大きな通りがあるので、その道を南下する形で歩いていくと浜金谷駅入口という信号があるので、そこを住宅街の方に入っていくと浜金谷駅が見えてきます。

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JR浜金谷駅

ここで注意して欲しいのは内房線の本数の少なさです。

基本的に1時間に1本だと考えてもらっていい運行ダイヤで動いています。

私の場合、金谷港に着いたのが10時5分ごろで、そこから徒歩で浜金谷駅についたのは約10分もかからず10時15分ごろ。

この時間に館山へ向かう内房線はないのです。(土曜・休の10時台は特急を除くと5分発のみ)

なので11時6分発の館山行を待たねばなりません。

フェリーと内房線を使う際には乗り継ぎの待ち時間が大きく発生すると思われますので、このルートを使用する際はご注意を……。

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改札口とホームを繋ぐ歩道橋から望む鋸山。その周囲は閑静な住宅地

館山行きは2番線から。終点なので、乗り過ごしの心配はありません。

(寝たまま折り返すなんて珍プレーがなければ問題ないです)

浜金谷から館山まではおおよそ25分。

なので館山へは11時31分着と、丁度お昼時前にたどり着く形になります。

 

あと、私個人的なオススメなのですが、内房線に乗るときは進行方向右手を見れるように座るといいと思います。

内房線から望む海と山の景色が晴れ間だと非常に綺麗でした

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館山駅で出迎えるのはクラウ。券売機のすぐ近くにいます

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館山駅東口側のJRバス待合所には園香がいます

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館山駅舎。補修工事が続いています

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館山駅西口から海岸線へつづく夕映え通り。南国風情が感じられます

館山駅西口は飲食店と海岸線へ続く通りが伸びています。
御昼時に混雑してどこもお店に入れないのも困るので、ここは早めに昼食をいただきました。

今回お邪魔したのは館山駅西口にある、かもめグリルさんです。

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煮込みビーフハンバーグとセットのライス

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セット注文したデザートのミニシフォンケーキと

ドリンクのオレンジジュース(見切れてる)

港町なのだから海鮮丼でしょ!! と突っ込まれそうですが、魚よりは肉派なものでして洋食店であるこのお店で昼食を頂きました。

煮込みビーフハンバーグは様々な野菜、茸と共に楽しめる一品となっております。

セットはパン or ライス or サラダ + アイスクリーム or ミニシフォンケーキ + 珈琲 or 紅茶 or オレンジジュースの選択式。最後のドリンクは食前か食後の配膳も選べました。

お値段計1800円(煮込みハンバーグ1250円 セット550円)

 

食事を済ませて、ここから館山巡りです。

まずは館山駅から館山城(城山公園)へ、日東交通バスを使って向かいます。

ここで注意点が一つ。

日東交通バスの路線バスはICカードに対応していない車両がありますので、小銭の用意をしておくといいと思います。私が乗ったバスは非対応車両でした。

館山航空隊行バスにのって10分、城山公園前で降車します。

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館山城。ここまで来るには坂道を上る必要がありますのでご覚悟を! 結構急です

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館山城内の八犬伝博物館内では、宮古がお出迎え。

館山城内には八犬伝博物館となっており、天守閣から館山港を見ることもできます(入場料大人1人400円)

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天守閣から館山駅方面を望む

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天守閣から見える館山航空基地

バスの本数も1時間に1本ほどしかない為、待つのが嫌な私は、館山城から体力のままに歩いて館山航空基地まで向かいました。(ちなみに5分10分でたどり着ける距離ではないので館山城へ続く坂道でダメージを負った方にはお勧めしません)

バス時間に縛られるのが嫌な人は館山駅で自転車を借りることができますので、そちらをおすすめします。

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海上自衛隊館山航空基地

シグルリの主な舞台となる館山航空基地ですが、実際は対潜ヘリと救難ヘリが配備されているのみで固定翼機は配備されておらず、滑走路も固定翼機の運用に耐えうる長さは備えていません。(劇中では延長されて模写されています)

そのまわりは住宅街となっており、お店と言うお店もあまりありません。

ここから館山駅へ戻りますが、海沿いの道に沿っていくと途中に渚の駅たてやまと併設されている渚の博物館があります。

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渚の博物館ではアズズがお出迎え。

博士キャラということで博物館担当になったのでしょうか?

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アズズの向かいには、さかなくん。こっちは本物の博士

併設されている渚の駅たてやまは土産店となっていて、品物も豊富です。

お土産購入の際は品ぞろえが豊富なので、こちらがオススメと思います。

ここからさらに歩いて館山駅に戻ります。

配布されているパンフレットでは館山駅西口からは徒歩15分と書かれていますが、体感的にはもう少しかかるかと(館山城への坂道でのダメージがある所為かな?)。

また歩くのか、というツッコミが入りそうなので解説すると、この渚の駅と館山駅を結ぶ公共交通機関が無い為、歩くしかなかったと言うのが実情です。ただ、前述の所要時間の示す通りに歩くのに大変な距離ではないです。

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渚の駅から館山駅までの道中。左手に海がずっと見えるので心地いいです

館山駅へ戻ったなら後は帰りの内房線で浜金谷へ向かいます。

 

帰りも同じルートになりますので、ここからは夕方から夜にかけての様子を載せていきます。

なお、帰りのタイムスケジュールはこんな感じです。

館山駅16時16発⇒浜金谷駅16:45着⇒徒歩で金谷港へ⇒金谷港17:20発⇒久里浜港18:00着

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夕方の浜金谷駅。遠方に富士山が見えます

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フェリー内の売店で販売されているカレーパン(220円)

辛さは控えめ。美味い!

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満月の下に映る船影。この日は綺麗な満月でした

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夜の上部甲板の様子

帰りの様子はザックリと写真でお伝えさせていただきました。

フェリーに乗ってお出かけ自体初めてでしたので、夜見る東京湾の様子はとても新鮮でした。

 

本記事にて、館山への聖地巡礼へ向かう際のルート選びの参考になれば幸いです。

 

では、また別の記事にてお会いしましょう。