風雨来記4をとりあえず1周目クリア致しました。
前記事から引き続き日陽ルートの続きです。
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※以下、一部シナリオのネタバレを含みます。未プレイの方は要注意です。
日陽と一緒に旅をすることになった主人公。
毎朝「今日はどこに行こうか」という一言から始まっていきます。
日陽から「今日は――に行きたい」ということもあれば、主人公が「決まらないなら――に行ってみない?」なんていうやりとりでその日の行先が決まって行きます。
その為、目的地到着後はイベント進行となり、イベント終了後は一日が終了します。他ロケーションを自由に回りたい方は注意ですが……ヒロインとのルートに入っている以上は気にしない方が多いかもしれません(他者が絡んだ瞬間に自由気ままに、と行かなくなるのもどこか生っぽいといいますか……)。
岐阜には木曽馬という日本在来馬がいるそうで、本作を通じてそれを知ることが出来ました。
そもそも日本には元から馬と言う動物はおらず、蒙古(現モンゴル)から朝鮮半島経由でそれがやってきたといいます。全く知りませんでした。
あと、日陽のビジュアルを眺めていると目の色が左右違うオッドアイだと分かります。出会ってから終盤まで、一切言及がないので単にデザインの個性付なのかと思っていましたが、とある場所でのイベントで「私の目、特別仕様なの」と通りがかった場所を見つけたことで、目の良さと合わせてここで初めて色の違いについて話してくれます(主人公君もここまで何日も同行している割に言及しないのは不自然だと思うのですが……)。
その目の良さから、ツーリングの最中に奇妙な場所を走る自転車を見つけた日陽。
配線となった線路を自転車で走る「ガッタン ゴー」を見つけます。
岐阜県にある実際にある場所で、橋や町中を通る線路の上を走る様子が描かれます。
走っていく中で転じていく景色は様々で、見ているだけでもとても新鮮です。
走っていく中で移ろっていく景色は実際に見て見たいなぁと思ったりもしました。
もとより車窓に流れる知らない土地の景色を見るのは好きでして、それを線路の上から自転車で眺められるのはあまりない体験だと思うので、ちょっと興味が湧きました。
道に迷っていた日陽ですが、旅路の中で徐々に心が定まっていくのかその表情は明るく晴れ晴れとしていきます。
上手くいかなくなった仕事は辞める、と。
決心を語るも、どこかそれは主人公との思いとはすれ違いを生じさせていきます。
これからも日陽と旅を続けていきたいと想う主人公ですが、日陽は主人公の旅の帰りを待つことは耐えられないと、自由にある身である主人公を縛りたくないの、とあえて訣別の道を選ぶことに。
好きだからこそ、お互いの道を想ったお別れ。
ちょっと切ないエンディングとなりました。