以前から、とあるサイトにて存在を知ってからというものの、実際にその景色を見てみたいと思っていたのが神奈川県営 浦賀かもめ団地です。
絵空事では良く見かける景色ではありますが、実際に見て見ると綺麗に感じます。
今回、気分転換と散歩がてらに団地と海を織り交ぜた景色を撮影してきましたので、本記事にまとめさせていただきました。
そこから団地へバス1本で行くことが出来ます。所要時間は15分前後というところでしょうか。
団地と駅を結ぶバスの存在はとても嬉しいもので、私も団地に住む中で、その利便性に助けられています。
浦賀駅と団地を結ぶバスの本数は、土曜日(休日・祝日)ダイヤながら1時間に概ね3~4本ほど。
団地から浦賀駅までの道中でバスは満員になる程、利用者はそれなりに多い様子も見られました。
さて、この浦賀かもめ団地ですが、その大きな特徴は団地の目と鼻の先に海が見える立地にあります。
海へ突き出す形に埋め立てられた土地で、海沿いの通りを歩いていると波の音が聞こえてきます。
朝早く出かけたこともあって、団地を囲うように作られた道を走る人の姿も見られました。
通りを挟んで向こう側は丘となっており、住宅が立ち並んでいます。
幾つか小さな薬局等、店舗も見受けられましたがどこかさびしさを感じました。
以前、団地に隣接する形で1973年に光洋小学校が立てられましたが、2010年に児童数の減少により閉校となり、現在は空き地となっています。
今後はマリンリゾートに転用する計画となっているようです。
団地と隣接する形で学校がある形態というのも、個人的には珍しく感じました。
通学はとても楽そうだなと思う反面、海に近いだけあり、2001年には台風により堤防が決壊し校庭が海の様になってしまったという話もあります。
校舎から海が見えるなんて、子供心には嬉しい立地だったでしょうけれど、その反面苦労も少なくなかったのかもしれません。
高層棟前の大きな空地は1990年頃までは何かが立っていたようですが、2007年の航空写真では現在と同じように空地となっていました。
こちらの団地に暮らしていたと思しき方のブログを覗いた際には「かもめ保育園はもうなかった」と同じ空地の写真を載せられておりましたので、保育園跡地かと思われます。
以上、かもめ団地めぐりでした。