初めに、こちらの記事は少女☆歌劇 レヴュースタァライト 再生産総集編ロンドロンドロンドのパンフレットの内容について触れております。
未読の方はご注意ください。
舞台#1、#2。アニメを通してみていると愛城華恋(以下、華恋)はお寝坊さんな模写が目立ち、実際にルームメイトの露崎まひる(以下、まひる)を困らせていています。
レヴューの主催であるキリンからも「朝も一人で起きられない、主役になれなくてもいい、そんな方はお呼びではありません」などと一瞥され、下手をすると「アホの子」と烙印を押されかねない印象を持っています。
しかし、8月7日から公開された再生産総集編のパンフレットから意外な事実が判明します。
このパンフレットですが、冒頭から主要キャラ9名か書いた体の高校入学願書が掲載されており、パンフレットというよりも半ば設定資料集と言ってもいいような物でした。
その願書の中に入学前の芸歴について記載欄があり、華恋の物にはこう記されています。
劇団アネモネ所属
舞台「ぱじゃま・だいありー」(2012年・安川生命会館小ホール)
出演 栗原もえ役
舞台「青空の向こう」(2013年・田嶋公会堂Aホール)
出演 セーラ役
舞台「白龍姫」(2014年・テアトルS)
主演 白龍姫
舞台「DREAM~空けない夜は~」(2014年・青少年文化交流会館)
主演 ネモ・ドリームライト役
上記の事実が本当であれば、驚く他ありませんし、実際目にした私も驚きました。
劇中、華恋の芸歴については触れられる事はなく、幼少期に神楽ひかり(以下、ひかり)と2人で舞台に立って見せるという約束にスポットライトが当てられるまでで、以降の聖翔音楽学園に入学する前までの模写が無いためです。
しかし前述のキリンが放った「主役になれなくてもいい」という言葉に相反し、舞台上で2度も主演を務めていることや、第99回聖翔祭でのスタァライトで女神役を射とめている部分でもポテンシャルがある子というのはどことなく見えてきます。
寝坊癖がいつからかはわかりませんが、劇団アネモネでの稽古時代からあの調子だったのかと思うと良く主役をもらえたなぁなんて思ってしまう私もいます。
他にもレッスン歴についても記載欄があり、そこにはこう記されています。
2006年~ クラシックバレエ
2008年~ 声楽
2010年~ モダンダンス
2010年~ ジャズダンス
名門と言われる聖翔に入学するにはこうした個人的な積み重ねも必要だったと推測されますし、華恋の原動力である、ひかりと舞台に立つという夢をかなえるための努力の歴史なのでしょう。
劇中、ひかりとの約束、運命の為にレヴューに飛び込む華恋はこうして見ても舞台少女であったのだなぁと改めて思い知らされました。
しかし……ぱじゃま・だいありーってどんな舞台だったんでしょうね。
気になります。