シグ沢な日々

ミリタリーやアニメ、私的なアレコレ。痒い所に手が届くブログを目指しています。

岐阜を旅するゲーム……!?

今回、出かけられないご時世に錯乱しつつある私は日本一ソフトウェアさんの【風雨来記4】を購入させていただきました。

ザックリ説明させていただくと、ライター職の主人公が“のひコン”と言われる雑誌社対抗の記事コンペに参加するために岐阜の地へ向かうことになります。

岐阜の各地を巡り、取材した内容を元に記事を作成していくのが本作、風雨来記4です。

公式HP↓

fog.nippon1.jp

※筆者はPS4版を購入。以下、一部シナリオのネタバレを含みます。未プレイの方は要注意。

 

本作はすでに発売(2021年7月8日)からしばらくが経っており、他サイトさんでも詳細な紹介やレビューが多数投稿されておりますので、ここでは現在プレイ中ながら私が感じたことを記事にさせていただきました。

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関ヶ原で偶然再会を果たす柚原 日陽(ゆはら ひよ)

岐阜を巡る中でヒロインと出会うことになりますが、岐阜へと向かう途中に必ず合うことになるのが、ライダースーツ姿の彼女――柚原 日陽(ゆはら ひよ)です。

年齢は27歳で東京でOLをしていると、初対面で語る彼女。

岐阜には長期休暇で来たとのことですが、意外にも理由は気軽な物ではないことが彼女との再会を重ねるごとで分かってきます。

しかし、旅というのは偶然の出会いというのが常というのか、基本的にゲームプレイ中にどのキャラがどこにいるのかというのは、ほぼ明示されないのでギャルゲーやエロゲのノリで買うとちょっと苦労するかもしれません。

(妻みぐい3みたいに親切さはどこにもないのでその辺は覚悟がいります)

さくっとプレイしたい私は、早速攻略サイトを頼りに日陽の居場所をたどりつつ岐阜を巡って行きました。

そもそも私自身、岐阜と言えばと聞かれてしまうと「航空自衛隊 岐阜基地がある」という程しか知らない土地でして、そこをバイクで走る風景が見られるのはちょっと新鮮でした。たんぼ道と杉山を見ると祖父母の住む秋田の景色とも重なって知らぬ土地ながらも懐かしさというか親近感が湧きます。

しかし道中、主人公1人で旅をしていくとテキストがどうも独り言チックになってきて読み進めていくのがどうも辛くなってきてしまったというのもあり、前述の攻略サイトを初見プレイ後すぐに覗くことに。

(コーヒー入れるだけ、朝起きて伸びを一つするだけでつらつらと文章が流れ出てくるのがなんだか退屈で……)

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モデルになってあげる、と意気揚々な日陽

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主人公の隣で手を合わせる日陽

偶然の再会(ゲーム上では)を重ねる中で「本当に偶然かな~?」と小悪魔チックに訝しむ彼女ですが、それも楽しみになっていくのか「次はどこに行くでしょうか?」と別れ際にヒントだけ残して主人公に居場所を探させるなど、旅に花を添えてくれます。

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旅の中で優しく接する主人公に弱さを見せる日陽。

その答えは岐阜へ旅にやってきた理由とも重なります。

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部署の転換で仕事が変わり、そこへ馴染めずにいたこと。

それが申し訳ないと自身を追いこんでしまい、体調にまで異常をきたし已むを得ず仕事を休むこととなります。その後、戻って見れば自分のいない方が仕事がスムーズだと言う状況が可視化されていて、陰口を言われている場面にも出くわしてしまっていたといいます。

そこへ唯一の親であった父の死が重なったと。

誰であっても同じ状況に追い込まれれば普通ではいられない目に遭ったのですから、休暇は無理もないです。

しかし、長期休暇を取ると申請をしてみればあっさりと許可が下りたことが、また彼女を追い詰めてしまっていたのです。

「それって期待されてないってことでしょ!?」

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主人公を前にとうとう涙を流す日陽

本当に辛かったんだな、と。

いや私も耐えられないと思います。

その彼女とはその後も旅を進めていくことになりますが、どうも一周目は「お別れエンド」だそうで。

一周目が如何にして終わるのか、二週目では選択肢が増えて、その選択如何で「trueエンド」に進むとか。岐阜を差し置いて気になってしまっています。

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「私とは旅の中での行きずりの恋?」

ちょっとその台詞はズルいな、と思った私でした。

 

9月20日追記

日陽ルート ノーマルENDを迎えましたので、別記事にて感想を書かせていただきました。よろしければ下記からご覧ください。

sigsawa.hatenablog.com